setFont
文字化けアプリのお助けツール。
(救世主とまではいかない)
目次
プログラムのフォントを一時的にシステムフォントに変えるだけのツールです。
外国産のプログラムで文字化けして使えないものであってもフォントさえ変えてしまえば普通に使える場合があります。
そういう時に役立つ(ことがある)プログラムです。
プログラムの実行ファイルを書き換えることはしないので気軽にテストできます。
成功例
すべてこのようにうまくいくわけではありませんが、プログラムの実行ファイルを書き換えることはしないので試しても損はないでしょう。
プログラムのフォントを変更するには以下のやり方があります。
- [プログラムを開く]ボタンを押してダイアログからフォントを変更したいプログラムを選択します。
選択したプログラムが実行されフォントが変更されます。
- [ショートカット作成]ボタンを押してフォントを変更したいプログラムへのショートカットを作成します。
作成したショートカットを実行することで実行されるプログラムのフォントが変更されます。
- [開始]ボタンを押して実行中のプログラムの上にマウスカーソルを持っていき選択キー(もしくはボタン)を押します。
選択した実行中のプログラムのフォントが変更されます。
- エクスプローラからこのプログラムにフォントを変更したいプログラムをドラッグアンドドロップします。
ドラッグアンドドロップされたプログラムが実行されフォントが変更されます。
[ショートカット作成]ボタンを押すとショートカットファイルを作るウィンドウが開きます。
- ショートカット名にはショートカットのファイル名を入力します。
[参照]ボタンを押すとファイル選択ダイアログが開きます。
ダイアログでファイルを選択するとファイルの名前がショートカット名欄にセットされ、保存先フォルダ欄にファイルのフォルダがセットされます。
この時ショートカット名にはショートカットの拡張子「.lnk」が付加されます。
選択したのが実行ファイル(*.exe *.com *.bat)であった場合はその拡張子を取り除いてから「.lnk」が付加されます。
- 保存先フォルダにはショートカットを置くフォルダを指定します。
- 実行ファイル名にはフォントを変更するプログラムの実行ファイルを指定します。
- オプションにはフォントを変更したいプログラムのオプションを指定します。
実行中のプログラムを選択するには
- 選択キーを選びます。
- [開始]ボタンを押します。
- 実行中のプログラムの上にマウスカーソルを持っていき選択キー(もしくはボタン)を押します。
選択を中止するには[中止]ボタンを押します。
- すべてのプログラムのフォントを変更できるわけではありません。
うまくいかない場合もあります。
- うまくいく場合でも変更できる部分とできない部分が混在することがあります。
- フォントはGetStockObject(DEFAULT_GUI_FONT) APIで得られるプロポーショナルフォントに決めうちです。
ダイアログから選択して好きなフォントを適用できたりすると面白いのですがそういう機能はありません。
- プログラムの実行ファイルを直接書き換えるわけではないのでフォントを変更するにはプログラム起動のたびに変更操作を行わなければなりません。
ショートカットファイルを作成することで手間を省くことはできます。
- 複数のウィンドウを持つプログラムの場合フォントを変更した後に作成されたウィンドウのフォントは変更されず元のままです。
フォントを変更したプログラムを監視する機能はないということです。
新たに作成されたウィンドウのフォントを変更するには[開始]ボタンを押してそのプログラムの上にマウスカーソルを持っていき選択キー(もしくはボタン)を押す必要があります。
インストールはsetfont.exeをコピーするだけでOKです。
レジストリには何も書き込みませんが設定ファイルは作ります。
アンインストールはsetfont.exeとsetfont.iniを削除するだけでOKです。
レジストリには何も書き込みません。
setFont
setfont.exe 2011-10-09:Ver 0.1.7.3
プログラム本体含めて圧縮はしていません。
そのままダウンロードして実行できます。
ソースコードは公開しているというよりもバックアップ目的なので見通しはよくありませんし、これらとは別に汎用ライブラリも全部ダウンロードしてセットアップしないとコンパイルできません。
※課題
- ショートカットファイルを上書きする場合の確認画面。
- プログラムの監視機能。
2011-10-09:Ver 0.1.7.3
- 「ショートカット作成」で作成したショートカットを実行するとアクセス違反のエラーになっていた不具合を修正。
コマンドラインにオプションがあるとメインフォームを作らずに実行するように効率よくしようとしたのが敗因。
2011-05-10:Ver 0.1.6.3
- TScreenのMonitorプロパティがモニター情報の変更に追随しない不具合を回避。
2011-02-10:Ver 0.1.5.3
- 起動中にシステムを終了させたりログオフさせたりした場合設定を保存していなかった不具合を修正。
2011-01-31:Ver 0.1.4.3
- 実行ファイルだけでなくデータファイルの選択でも関連付けされた実行ファイルを起動させてフォントを変更できるようにした。
2011-01-26:Ver 0.1.3.1
- エクスプローラからドラッグアンドドロップされたファイルの扱いを調整。
2011-01-25:Ver 0.1.2.1
- 設定ファイルを作成するように変更。
- 選択キーを増やした(右・中クリック、シフト・スペース・ESC・F1〜F12キー)
- ショートカット作成のダイアログのファイル名と初期フォルダを直前にフォントを変更したファイルのものに設定するようにした。
2011-01-21:Ver 0.1.1.1
2010-12-19:Ver 0.1.0.1
- ダイアログからプログラムを選択して起動させる機能実装。
- ショートカット作成機能実装。
- エクスプローラからのドラッグアンドドロップに対応。
- コマンドラインの引数でプログラムを指定して起動させる機能実装。
- 実行中のプログラムを選択する場合の[開始]ボタンと[中止]ボタンでON/OFFを行うように変更。
- [ヘルプ]ボタンと[終了]ボタンを追加。
- バージョン情報に簡易ヘルプを追加。
- ステータスバー追加。
マイナーバージョンアップ。
2010-12-17:Ver 0.0.4.0
- ポップアップメニュー実装。
- バージョン情報表示機能実装。
2010-04-31:Ver 0.0.3.0
- 起動直後に選択キーのセットがされていなかった不具合を修正。
2009-06-03:Ver 0.0.2.0
- このプログラムにフォーカスがなくても変更を実行できるようにした。
- マウスカーソル下のクラス名等の表示をとりやめ。
2009-02-02:Ver 0.0.1.0
- 閉じるボタン削除。
- ウィンドウハンドルの表示を削除。
- メッセージを表示。
2009-01-11:作成