scv.exe
スクリーンセーバーの起動とモニターの電源オフを抑止するプログラムです。
合わせてスリープや休止状態への移行も抑止します。
目次
スクリーンセーバーが立ち上がったりシステムがスタンバイモードになったりするのを抑止するためのプログラムです。
0.9秒間隔でスクリーンセーバーやシステムスタンバイなどを抑止するAPIを呼ぶようにしています。
終了するにはタスクトレイのアイコンをクリックして「終了」を選んでください。
インストールはscv.exeをコピーするだけでOKです。
レジストリには何も書き込みません。
設定ファイルも作りません。
アンインストールはscv.exeを削除するだけでOKです。
コマンドラインオプションで以下の指定ができます。
- -s スクリーンセーバーの起動、モニター電源オフを許可します。
- -c -sの設定をクリアしてスクリーンセーバーの起動、モニター電源オフを抑止します。
- -x 起動中のscvも合わせてプログラムを終了します。
"scv.exe -s" でスクリーンセーバーの起動、モニター電源オフを許可します。
"scv.exe -c" で-sの設定をクリアし、スクリーンセーバーの起動、モニター電源オフを抑止します。
"scv.exe -x" で起動中のscvを終了できます。
コマンドラインオプションは先頭から順に判定していきます。
例えば、"scv.exe -s -c"とした場合、始めに-sでスクリーンセーバーを許可しますが次の-cでクリアするのでスクリーンセーバーの許可は取り消されます。
ただし-xがある場合その時点でプログラムを終了させます。
例えば、"scv.exe -s -x -c"とした場合、始めに-sでスクリーンセーバーを許可しますが次の-xでプログラムは終了します。
またこのプログラムは二重起動しないようにしています。
その場合後から起動したscvのコマンドラインの設定を起動中のscvに設定します。
例えば先に"scv -s"でスクリーンセーバーを許可して起動しておいて、後から"scv
-c"として実行させることでスクリーンセーバーの許可を取り消すようなことができます。
scv
scv.exe 2012-08-16:Ver 0.2.7.4
ファイルは圧縮していません。
ダウンロードしてそのまま実行できます。
ソースコードは公開しているというよりもバックアップ目的です。
2012-08-16:Ver 0.2.7.4
- 先に起動中のscvの設定を後から実行することで変更できるようにした。
- 二重起動時のメッセージ出力を廃止。
- スリープを許可していてもスクリーンセーバーを抑止しているとスリープに入らないようなので「スリープ、休止状態の許可」を削除。
2012-04-25:Ver 0.2.6.3
- メニューの「スリープ、電源オフを許可」を「スリープ、休止状態を許可」に変更。
- バージョン情報の表示内容にコマンドラインオプションの説明を追加。
2012-04-24:Ver 0.2.5.3
- 「スリープ、電源オフを許可」メニューを追加。
- コマンドラインの引数で「スクリーンセーバーを許可」「スリープ、電源オフを許可」を指定できるようにした。
- -s スクリーンセーバーの起動を許可
- -p スリープ、電源のオフを許可
2012-04-22:Ver 0.2.4.3
2012-02-29:Ver 0.2.3.3
- メッセージボックスがプライマリモニター以外に表示されてしまうことがある不具合を修正。
2012-02-27:Ver 0.2.2.3
- http://kerokero.org/wp/archives/154
によるとVista以降ではSetThreadExecutionState(ES_DISPLAY_REQUIRED)だけではスクリーンセーバーの抑止にはならないらしいのでmouse_event
APIも併用してみた。
が、Vistaや7の環境がないので効果があるのかどうか解らない。
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2011-01-21:Ver 0.2.1.3
- DLLプリロード攻撃対策。
LoadLibraryは利用していないので必要ないとは思うのだけれども念のため。
2009-09-19:Ver 0.2.0.2
- Unicode版APIの使用をとりやめ。
よくよく考えたらUnicode版である必要がないのでそれなら9x系でも動くようにということで。
- 「バージョン情報」復活。
かなりな手抜きであるけれど。
- 通知領域にアイコンが登録されなかった場合へ対処。
- タスクバーが再起動した場合に通知領域へのアイコンの再登録に対処。
マイナーバージョンあげ。
「バージョン情報」機能も復活したしアイコンの再登録もできるようになったことだし。
2009-04-05:Ver 0.1.0.1
- VCLを使わずに書き直し。
ファイルサイズが12KBとえらく小さくなった。
- タスクトレイのアイコンを右クリックだけでなく左クリックしてもポップアップニューを出すように変更。
- 「バージョン情報」メニューを廃止。
機能としては若干低下したもののファイルサイズがえらく小さくなったのでマイナー上げ。
2009-02-08:Ver 0.0.3.0
- 完璧を目指し0.9秒ごとにモニターをアクティブにするAPIを呼ぶように変更。
ダイアログでは設定の最短は1分であるがAPIを使えば最短で1秒にすることができVistaでは設定によりスクリーンセーバーが立ち上がろうとしたらキャンセルできない場合があるらしいので最短の1秒より短い0.9秒とした。
- ポップアップメニューに「バージョン情報」追加。
2009-02-06:Ver 0.0.2.0
- スクリーンセーバー、モニター電源オフのメッセージを捕まえて処理するようにもした。
2008-11-19:Ver 0.0.1.0
- システムスタンバイも抑止するように変更。
- 二重起動のエラー表示追加。
- オリジナルライブラリの使用をやめてこのソースだけで完結するように変更。
2008-04-22:作成