TWindowsMediaPlayerでCD再生を行おうというページ。
TWindowsMediaPlayerでCDを再生させるのは簡単です。
まずTWindowsMediaPlayerのcdromCollectionオブジェクトのItemプロパティでPCにつながっているCDドライブオブジェクトを取得します。
次にそのCDドライブオブジェクトのPlaylistオブジェクトでCDアルバムのオブジェクトを取得してこれをTWindowsMediaPlayerのcurrentPlaylist.appendItemメソッドでプレイリストに登録するだけでいけます。
あるいはエクスプローラからCDにある*.cdaファイルをURLプロパティに入れるなりPlaylistに登録してしまってもOKです。
IWMPCdromCollectionやIWMPCdromなどの詳細はCDDBのようなCDアルバム情報を取得を参照。
気をつける点は、IWMPMediaオブジェクトのsourceURLプロパティの値です。
mp3やwmaファイルなどではファイルのフルパスが返ってくのですが、CDアルバムではちょっと違います。
というフォーマットの文字列が返ってきます。
ドライブ番号というのはIWMPCdromCollectionオブジェクトのItemプロパティでCDドライブオブジェクトを取り出すときに指定する番号のことです。1番目のCDドライブなら0、2番目のCDドライブなら1、というように0ベースのインデックスになります。
トラックは0ベースではなく、1曲目なら1、2曲目なら2、というように1ベースのインデックスになります。
例えば1台目のCDドライブの3曲目の場合なら
となり、そういう形式で返ってくるということです。
CDドライブにディスクが入っているかどうかを確かめるにはIWMPPlaylistオブジェクトのcountプロパティを調べます。
この値が1以上ならCDアルバムがCDドライブに入っていると判断できます。
2009-01-03