上がStage6からダウンロードしたDivXファイルをwmvファイルに変換した直後のもの。
下がそれをWMP10に読み込んだ後のもの。
ずいぶん多くのタグが書き込まれています。
パッと見てビットレートが書き換わっています。
元はビデオ1000kbps、オーディオ96kbpsでエンコードしてるのですが、WMP10に取り込んだら数値が増えています。
ビデオフォーマットがVBRだったのでこうなったのだろうかと思い、CBRでエンコードしたもので同様のことを行ってみた結果ビットレートに変化はありませんでした。またVBRの時には書き込まれた大量のタグは、CBRの時は変化なし(つまり余分に書き込まれることはなかった)でした。
どうもVBRとCBRで挙動の違いがWMP10にはあるようです。
更に調べてみた結果、ビデオ・オーディオ共にVBRの場合も変化なしでした。
オーディオのみのwmaファイルの場合VBRで変化あり、ビデオ・オーディオありのwmvファイルの場合、ビデオかオーディオのどちらかがVBRである場合に変化ありでした。(両方VBRの場合は変化なし)
一覧表にしてみると以下の通りです。
ビデオ | オーディオ | 変化 | |
---|---|---|---|
wma | - | CBR | 無 |
wma | - | VBR | 有 |
wmv | CBR | CBR | 無 |
wmv | CBR | VBR | 有 |
wmv | VBR | CBR | 有 |
wmv | VBR | VBR | 無 |
wmv | CBR | - | 無 |
wmv | VBR | - | 有 |
ビデオフォーマット Windows Media Video V8
VBRは 2パスVBR(平均ビットレート)
CBRは 1パスCBR
オーディオフォーマット Windows Media Audio V9.1
VBRは 2パスVBR(平均ビットレート)
CBRは 1パスCBR
ちなみに書き換わったBitrateの値にDurationをかけるとほぼファイルサイズと同じ値になるようです。
平均ビットレートということだからでしょうか。
(1113472 ÷ 8) × 1115.1 = 155204078.4 (Byte)
155204078.4 ÷ 1024 = 151566.4828125 (切り上げて151567KB)
このファイルをエクスプローラで見ると151567KBになっています。